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「why not」の3つの意味と正しい使い方

映画やネイティブとの会話で度々見聞きするフレーズ「why not」。様々な状況で使われていることに気づかれた方もいらっしゃることでしょう。今回は「why not」の3つの意味と使い方についてご紹介します。
「why not」の3つの意味
「why not」には複数の意味があるため、様々なシチュエーションで使われています。今回は下記の3つの意味と使い方についてご紹介します。
- 1.理由を聞く
- 2.賛成する
- 3.意見を提案する
1.理由を聞く
「why not」は、相手の言ったこと対して、「なぜ~しないの?」「なぜ~はダメなの?」のように、理由を聞き返すときに使われます。
つまり、否定文に対し「why not」で答えパターンです。一方、「Why~?」の質問に対し「why not」と返答すると、「何で~をしてはいけないの?」と逆にその理由を聞き返すことができます。
例文(否定文)
A:I don’t like coffee.
B:Why not?
A:コーヒーは嫌いです。
B:なんで?
A:I don’t want to go outside today.
B:Why not? It’s nice weather.
A:今日は外に出たくないな。
B:なんで?いい天気なのに。
例文(「Why~?」)
A:Why are you eating so much?
B:Why not?
A:なんでそんなに食べるの?
B:なんで?食べちゃダメなの?
A:Why are you sleeping so long?
B:Why not?
A:なんでそんなに寝てるの?
B:なんで寝てちゃいけないの?
2.賛成する
相手からの誘いや提案に賛成のとき、「why not」と返答することができます。これには「もちろん」「断る理由がない」という意味合いがあります。
また、相手の意見に同意するときにも使えます。なお、ポジティブなニュアンスで「why not」を使う場合は、「Sure」をプラスした 「Sure, Why not?」という返答が一般的です。
例文
A:Let’s go watch a movie tonight.
B:Why not.
A:今夜映画を観に行かない?
B:いいよ。
A:Would you like some coffee?
B:Sure, why not?
A:コーヒー飲みますか?
B:もちろん、お願いします!
賛成を意味する「why not」の同義語
「why not」以外にも、「もちろん」「OK」などを意味するポジティブな返答はいくつかあります。
・I’d love to!
ぜひしたいです。
・With pleasure.
喜んで。
・Sounds good.
いいね~。
3.意見を提案する
自分の意見を提案するときや、アドバイスをするときなど、「~したらどうですか?」という意味合いで「why not」を使えます。この場合、「Why not」の後には、必ず「動詞」がくるのがポイントです。
例文
・Why not give it a try?
とりあえず試してみるのはどうですか?
・Why not see the doctor?
お医者に診てもらうのはどうですか?
・Why not use my computer?
わたしのパソコン使ったら?
まとめ
「why not」の3つの意味と使い方についてご紹介しました。「why not」には複数の意味があるので、様々なシチュエーションで使われています。
ネイティブのように状況に応じ上手に使い分けていきましょう。