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「日付」は英語でどのように書く?英語での正しい日付の書き方・読み方のまとめ

英語の日付の書き方には、「アメリカ式」と「イギリス式」の2種類あります。
この記事では、両者の日付の書き方と読み方をはじめとし、カジュアル・フォーマルな表現方法などについてもご紹介します。
英語の日付の書き方の種類
英語の日付の書き方には、「アメリカ式」と「イギリス式」の2種類あります。
日本では「年」→「月」→「日」という順番で記載しますが、アメリカ式とイギリス式では、日付の順番が異なる、つまり書き方が違います。
そのため、日本ではアメリカ式を使用する機会が多いですが、メールやファイル名の日付を書く際には、相手が話す英語に合わせて記載する必要があります。
では、両者の違いを確認していきましょう。
アメリカ英語の日付の書き方は、「月」→「日」→「年」の順番
アメリカ式の日付は、主にアメリカとカナダで使われています。書き方には、カジュアルとフォーマルの2通りありますが、基本「月」→「日」→「年」の順番で書きます。
カジュアルな日付の書き方
友達へのメールやノートなど気軽なシーンでは、「/」(スラッシュ)を使ったカジュアルな表現で書くことができます。また、月は数字で表現します。
例
日本語:2021年4月15日
アメリカ式(カジュアル):4/15/2021
アメリカ式(カジュアル):4/15/21
年を短縮して書くことも可能です。
また、「/」(スラッシュ)以外にも、「-」(ハイフン)や「.」(ドット)を使って、4-15-2021、4.15.2021”と書くこともできます。
フォーマルな日付の書き方
ビジネスメールや契約書などフォーマルな日付の書き方には、以下のようなルールがあります。
- 「/」(スラッシュ)を使わないこと。
- 月は数字ではなく、月名をアルファベットで書くこと。
- 日にちは接尾辞に序数を付けること。
- 「,」(カンマ)の後ろは、1スペース(半角スペース)をあけること。
例
日本語:2021年2月18日
アメリカ式(フォーマル):April 15th, 2021
アメリカ式(フォーマル):April the 15th, 2021
なお、序数(日)の前には、「the」を付けることが正式な書き方と言われています。
イギリス英語の日付の書き方は「日」→「月」→「年」の順番
アメリカ英語同様、イギリス英語にもカジュアルとフォーマルな2つの書き方がありますが、基本「日」→「月」→「年」の順番で日付を書きます。ご覧の通り、両者は「日」と「月」の順番が逆、という違いがあります。
なお、イギリス式の日付は、イギリスをはじめとし、オーストラリア、ヨーロッパなどでも使われています。
カジュアルな日付の書き方
アメリカ式のように、友達へのメールやノートなど気軽なシーンでは、「/」(スラッシュ)を使ったカジュアルな表現で書くことができます。また、月は数字で記載します。
例
日本語:2021年4月15日
イギリス式(カジュアル):15/4/2021
イギリス式(カジュアル):15/4/21
アメリカ式のように、年を短縮することができます。また、「-」(ハイフン)や「.」(ドット)を使い、15-4-2021、15.4.2021と表現することもできます。
フォーマルな日付の書き方
ビジネスメールや契約書などは、フォーマルな日付を記載しなければいけません。その際には、以下のルールに従う必要があります。
- 「/」(スラッシュ)を使わないこと。
- 月は数字ではなく、月名をアルファベットで書くこと。
- 日にちは接尾辞に序数を付けること。
- 「,」(カンマ)を入れないこと。
例
日本語:2021年4月15日
イギリス式(フォーマル):15th April 2021
英語の日付「西暦」の書き方と読み方
英語で日付を書く場合、西暦は数字で表現しますが、英語の西暦の読み方は、基本的に2桁ずつ区切って読みます。その他にもいくつか読み方のパターンがありますので確認していきましょう。
2桁づつ分けて読む場合
1625年:sixteen twenty-five
1995年:nineteen nineteen-five
下2けたが「0」の場合
まず最初の2桁はそのまま読みます。その後、後ろの2桁を“hundred”と読みます。
1500年:fifteen hundred
1900年:nineteen hundred
後ろから2桁目(10の位)が「0」の場合
まず最初の2桁をそのまま読みます。その後、「0」を“oh”(オー)と読み、最後の1桁をそのまま読みます。
1207年:twelve oh-seven
1905年:nineteen oh-five
西暦2000年以降の読み方(具体例)
2001年~2009年まで
2004年: two thousand four/two thousand and four
2008年: two thousand eight/two thousand and eight
2010年以降
2013年: twenty thirteen/two thousand thirteen/two thousand and thirteen
英語の日付「月」の書き方と読み方
(○○)内は、各月の短縮形です。短縮形は「.」が最後につきます。
なお、Mayはもともと3文字なので短縮形がないうえ、「.」も付きません。
1月 | January (Jan.) | ジャニュアリー |
2月 | February (Feb.) | フェビュラリー |
3月 | March (Mar.) | マーチ |
4月 | April (Apr.) | エープリル |
5月 | May (May) | メイ |
6月 | June (Jun.) | ジュン |
7月 | July (Jul.) | ジュライ |
8月 | August (Aug.) | オーガスト |
9月 | September (Sep.) | セプテンバー |
10月 | October (Oct.) | オクトーバー |
11月 | November (Nov.) | ノーヴェンバー |
12月 | December (Dec.) | ディッセンバー |
英語の日付「日」(序数詞)の書き方と読み方
アメリカ式もイギリス式も、日付をフォーマルに書く際、「日」は接尾辞に序数を付けて記載する必要があります。
では、1日~31日までの書き方と読み方をみていきましょう。ちなみに、「1」「2」「3」の場合は、それぞれ異なる接尾辞がつきますので注意してください。
1日 | 1st(first・ファースト) |
2日 | 2nd (second・セカンド) |
3日 | 3rd (third・サード) |
4日 | 4th (fourth・フォース) |
5日 | 5th (fifth・フィフス) |
6日 | 6th (sixth・シックス) |
7日 | 7th (seventh・セブンス) |
8日 | 8th (eighth・エイス) |
9日 | 9th (ninth・ナインス) |
10日 | 10th (tenth・テンス) |
11日 | 11th (eleventh・イレヴンス) |
12日 | 12th (twelfth・トゥウェルフス) |
13日 | 13th (thirteenth・サーティーンス) |
14日 | 14th (fourteenth・フォーティーンス) |
15日 | 15th (fifteenth・フィフティーンス) |
16日 | 16th (sixteenth・シックスティーンス) |
17日 | 17th (seventeenth・セヴンティーンス) |
18日 | 18th (eighteenth・エイティーンス) |
19日 | 19th (nineteenth・ナインティーンス) |
20日 | 20th (twentieth・トウェンティース) |
21日 | 21st (twenty-first・トウェンティ ファースト) |
22日 | 22nd (twenty-second・トウェンティ セカンド) |
23日 | 23rd (twenty-third・トウェンティ サード) |
24日 | 24th (twenty-fourth・トウェンティ フォース) |
25日 | 25th (twenty-fifth・トウェンティ フィフス) |
26日 | 26th (twenty-sixth・トウェンティ シックス) |
27日 | 27th (twenty-seventh・トウェンティ セブンス) |
28日 | 28th (twenty-eighth・トウェンティ エイス) |
29日 | 29th (twenty-ninth・トウェンティ ナインス) |
30日 | 30th (thirtieth・サーティース) |
31日 | 31st (thirty-first・サーティ ファースト) |
英語の「曜日」の書き方と読み方
(○○)内は、曜日の短縮形です。月の短縮形同様、最後に「.」がつきます。
月曜日 | Monday(Mon.) | マンデイ |
火曜日 | Tuesday(Tu.,/Tue./ Tues.) | トゥ-ズデイ |
水曜日 | Wednesday (Wed.) | ウェンズディ |
木曜日 | Thursday(Th./ Thu./ Thur.,/Thurs.) | サーズデイ |
金曜日 | Friday(Fri.) | フライデイ |
土曜日 | Saturday(Sat.) | サタデイ |
日曜日 | Sunday(Sun.) | サンデイ |
まとめ
英語の日付は、アメリカ式とイギリス式の2通りの書き方があります。
アメリカ式は「月」→「日」→「年」、イギリス式は「日」→「月」→「年」、と順番が異なることをしっかり覚えておきましょう。