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英語のチャットで英会話は上達する?外国人と英会話ができる無料チャットアプリ厳選3選

チャット

英語でのチャットは、時間や場所を問わずに英会話が学べる方法のひとつです。この記事では、英語のチャットで使われている略語やフレーズ、今すぐ使える無料のアプリなどご紹介します。

チャットアプリで英語を勉強する5つのメリット

英語をチャットアプリで勉強すると、以下のようなメリットが得られます。

  • 楽しい
  • ネイティブの友達ができ、生の英語が学べる
  • いつでもどこでも自由に使える
  • リスニングとスピーキング能力が向上する
  • 経済的負担が少ない

では、これらのメリットをひとつづつみていきましょう。

メリット1楽しい

チャットを通じて、相手の国の文化や考え方を知ることは楽しいものです。コミュニケーションが上手になればなるほど、楽しさも増すことでしょう。

また、今はコロナ感染症の影響で海外に行くことができませんが、チャットアプリを通じて外国に友達を作り、英語を学びながら異国文化に触れることができるのは魅力と言えます。

メリット2ネイティブの友達ができ、生の英語が学べる

ネイティブとチャットを通じて直接交流できるのは、チャットアプリのメリットです。

また、教科書に載っている定番の表現ではなく、ネイティブが使う自然な英語表現を習得することができます。

メリット3いつでもどこでも自由に使える

英会話教室では、スケジュールが決まっています。一方、チャットアプリは、自分がチャットをしたい時に、場所を問わずに始めることができます。

スケジュールに縛られないので、忙しい毎日を送っている方でも、始めやすい英語学習と言えるでしょう。

メリット4リーディングとライティング能力が向上する

チャットアプリには様々な機能が搭載されていますが、メインはテキストでのコミュニケーションです。そのため、リーディングとライティング能力の向上につながります。

また、チャットを通じて親しい友人ができれば、オンラインで会話を楽しむことも可能です。実際に英会話をするなら、リスニングとスピーキングの向上につながるでしょう。

メリット5経済的負担が少ない

先述したチャットアプリを含め、多くの英語チャットアプリは、無料で使用することができます。そのため、経済的な負担が少ないというメリットも得られます。

チャットアプリで英語を勉強するデメリット

メリットの多いチャットアプリですが、デメリットもあります。

  • リスニングとスピーキングの向上には不向き
  • 出会い目的や詐欺目的で使っている人がいるので注意が必要

では、ひとつづつ確認していきましょう。

デメリット1リスニングとスピーキングの向上には不向き

先述しましたが、チャットアプリは主にテキストを通じたコミュニケーションがメインのアプリです。

そのため、リスニングやスピーキングの能力を向上には、不向きと言えるかもしれません。

ただし、オンラインで会話ができるほどの親しい友達を見つけることができれば、リスニングとスピーキング力を強化することができるでしょう。

デメリット2出会い目的や詐欺目的で使っている人がいるので注意が必要

チャットアプリは、誰とでもコミュニケーションを取れるため、出会い目的や詐欺目的で利用している人も存在します。

チャットアプリを使用中、ラインなど他のアプリに誘導された場合は注意してください。

世界中の人と英語でチャットができる無料アプリ厳選3選

外国人と英会話できるチャットアプリは複数ありますが、その中から評判の高いアプリを以下の3つのアプリをご紹介します。

  • HelloTalk(ハロートーク)
  • Tandem(タンデム)
  • Acoで英語を学びます

HelloTalk(ハロートーク)

HelloTalk(ハロートーク)は、外国人とコミュニケーションを図ることができるアプリです。日本語に対応しているので、英語初心者の方でも安心して使うことができます。

また、HelloTalkを利用しているすべての人は、「言語を学びたい」という共通点があるので、相手からも積極的に返信があるのも魅力と言えます。HelloTalkでは、英語学習に役立つ以下のような機能がついています。

言語設定

HelloTalkでは、まず自分がネイティブとする言語と学びたい言語を設定します。それにより自分の条件に適した外国人を見つけやすくなります。(マッチングアプリではありません。)

なお、英語だけでなく、フランス語、イタリア語、スペイン語、タイ語、韓国語…などをネイティブとする外国人を見つけることもできます。

メッセージ機能

HelloTalkのメインはメッセージ機能、つまりチャットによるコミュニケーションです。テキストでのチャットをはじめとし、音声入力、音声通話、ビデオ通話(有料)、手書きメッセージの送信などができます。

翻訳・辞書機能

相手から受取ったメッセージに分からない単語があった場合、メッセージを長押しすると翻訳する機能がついています。

もちろん、単語だけを選択し、辞書機能で意味を調べることもできます。すべたアプリの中で英語学習を完結させることが可能です。

添削機能

メッセージを送った相手に自分の英文を添削してもらえる機能も搭載しています。

ネイティブが直接添削してくれるので、まるで英会話学校に通うっているような感覚で英語を学ぶことができます。ネイティブ風の自然な英語が身につくのも魅力と言えるでしょう。

投稿(モーメント)機能

HelloTalkには、Twitterのような投稿機能もあります。世界中の人が上げる様々な投稿を、SNS感覚で「いいね!」や「コメント」を残したり、自分で文章を書いて投稿することもできます。

フォロー機能があるので、外国人のお友達を増やせるでしょう。

Tandem(タンデム)

Tandem(タンデム)では、主にテキストによるチャットに特化したアプリです。アカウントを作成し、写真付きのプロフィールを設定した後、外国人とコミュニケーションを図ることができます。

Tandem(タンデム)には、以下のような特徴があります。

言語交換パートナーを見つける

Tandemの語学学習の最大の特徴は、言語交換パートナーを見つけ、1対1で会話をして外国語を学ぶという学習方法です。お互いの言語を教えあうことで、会話をしながら学んでいきます。

そのため、アカウント作成後、プロフィールの設定が必須となっています。また、プロフィールが承認されなければ、アプリを使用することはできません。

なお、プロフィールへの顔写真が必須であることからも、語学学習を真剣に学びたい方をサポートすることが目的のアプリであることが分かります。

検索機能

言語交換パートナーは、検索機能を使って探すことができます。つまり、評判の良い人を探すことが可能です。

チャット機能

HelloTalk同様、Tandemのチャット機能でもテキストメッセージをはじめとし、音声読み上げ、翻訳、訂正などをすることができます。

ただし、翻訳機能に関しては制限があります。無制限で利用したい場合は有料プランへの登録が必要となります。

計画的に言語を学ぶことが可能

言語パートナーが見つかれば、パートナーとともにスケジュールや学習形式を設定することができます。週に何度チャットをするか、どのようにお互いの言語を学ぶか、などを話し合うことができるでしょう。

「Acoで英語を学びます」

実際にネイティブとチャットをすることに抵抗があるなら、AIと英語でチャットできる「Acoで゙英語を学びます」がおすすめです。このアプリでは、Acoという名前の架空のアメリカ人の女性とチャットをすることができます。

AcoはAI(人口知能)を搭載しています。豊富な英語表現はもちろん、ジョークにも対応しています。また、チャットでのコミュニケーションをはじめとし、リスニングや発音、文法なども学ぶことができます。

なお、「Acoで英語を学びます」はandroid専用のアプリとなります。

英語のチャットで使われている省略表現(略語)

日本語ではチャットをするときに略語を使いますが、実際に英語でチャットをしてみるとチャットならではの略語がたくさん使われていることに気づくことでしょう。

このような省略表現は「ネットスラング」といいます。では、英語のチャットやメールなどで実際に使われている略語をみていきましょう。

ASAP

正式名称:As soon as possible

意味:できるだけ早く

JK

正式名称: Just kidding

意味:冗談

ILY

正式名称:I love you

意味:愛してるよ

IMU

正式名称:I miss you

意味:寂しいよ

FYI

正式名称:for your information

意味:参考までに

Thx/Ta

正式名称:Thanks

意味:ありがとう

GTG

正式名称:Got to go!

意味:いかないと!

LOL

正式名称:laugh out loud / laughing out loud

意味:声を出して笑う

TNTL

正式名称:Trying not to laugh

意味:笑わないようにする

Tbh

正式名称:To be honest

意味:正直に言うと

英語のチャットで使われている顔文字

日本語と英語で使われている顔文字には、大きな違いがあります。まず日本の顔文字はは縦向きですが、英語の顔文字は横向きです。これは日本の縦書き、英語圏の横書きという文化が関係しているようです。

また、日本は目、英語圏は口、で感情表現をする、という文化の違いも顔文字から読み取れます。

つまり、日本の顔文字は目で感情を表すため口の変化はほとんどありません。一方、英語で使われる顔文字は目の変化はほとんどなく、口で感情を表現しているのです。

例えば、日本語では笑っている顔は (^_^) ですが、英語では 🙂 と横向きになります。

では、双方の違いを理解したうえで、英語のチャットやメールで使われている基本の顔文字とその意味を確認していきましょう。

:)

意味:笑っている

:D

意味:とても嬉しい

:O

意味:何かに驚いている

;)

意味:ウインクをしている

:(

意味:悲しい

: _(

意味:泣いている

: ’(

意味:泣いている

: ―Z

意味:眠い

:(

怒っている

:-x

キス

:-P

意味:舌を出してアッカンベーをしている

まとめ

チャットアプリは、英語を楽しく勉強できるツールのひとつです。外国人の友達を作り、生きた英語や新しい表現を学ぶことができます。

海外旅行に行くのが難しい今、チャットアプリで英会話を向上させつつ、外国の文化に触れてみるのはどうでしょうか?

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